今、建設現場では女性の皆さんが活躍しています。
実際に活躍している皆さんから、現場の様子・やりがいなどを紹介します。
file19:女性の得意を活かせる職場です。
ソーアイ造園株式会社 代表取締役 後藤京子 さん
この仕事に就いたきっかけは?
この業界で働く意識はなかったので当初はサービス業で働いていました。正社員でしたが、福利厚生がありませんでした。
これでは将来的な不安がありましたので、福利厚生が充実している父親(前社長)の会社を手助けをするつもりで入社したのがきっかけです。
想像していた現場と実際の現場ではギャップはありましたか?
特に男社会のギャップは感じませんでした。
ギャップはなかったのですが、会社に入ったら父親からすごく感謝され「(いろいろ気づいてくれて)助かる、助かる」と言われて、あれも!これも!とやりがいを見つけて自分から率先して会社の改革をしておりました。
あれこれ度が過ぎて来るといろんな軋轢がうまれましたが、この時のことがあり、言っていい事や一歩引くこと、任せるところは任せるなど、いろいろな事を学びました。
その後、前社長の足りない部分をフォローしたり、ワンクッション入って従業員が円滑に動けるように気を配りました。
後輩の皆さんへアドバイスをお願いします。
女性が働きやすいという事を知っている方が働いている業種だと思います。
実家が農家だったり、造園関係の方、ご主人がそのような関係者がいると業界に入るきっかけになるのではないかと思います。
事務仕事はもちろんですが、現場の作業も美的感覚やカラーコーディネートなど、男性より女性の方が得意としている事を活かせるのでとても働きやすい環境だと思います。
まずは、朝から晩まで外にいることが出来るタフな方をお待ちしています。
(取材日:2020年9月)
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