今、建設現場では女性の皆さんが活躍しています。
実際に活躍している皆さんから、現場の様子・やりがいなどを紹介します。
file17:達成感が魅力的です。
大和ハウス工業株式会社 技術本部 技術部 技術グループ 福井菜々美さん
この仕事に就いたきっかけは?
小さいころから、家の中の間取りを考えることや、模様替えをするのが好きでした。自分の部屋の間取りや家具を実寸からスケールダウンしていき、平面図や家具のパーツを作成して、部屋のどこにベッドや机を置こう、ということを趣味でするようになり、インテリアや居住空間について興味を持ったことがきっかけで建設業界に入りました。
想像していた現場と実際の現場ではギャップはありましたか?
男性社会なので大変かな?と思いましたが、大きなギャップはありませんでした。実際には女性の先輩社員がいたので、時には優しく、時には厳しく接してくださったので安心し、その先輩がバリバリと仕事される姿を目指すようになりました。
私自身も現場経験を重ねるうちに、職人さんに認めてもらい信頼できる監督として見て頂けるようになり 現場がより好きになりました。
後輩の皆さんへアドバイスをお願いします。
現場監督としての魅力はモノづくりという所にあると思います。更地から着工して、工事を経て竣工してきた「住まい」という空間が、それぞれお客様の人生の中で色づいていく、そういったモノづくりという過程に携われることが、建設業界ならではのやりがいだと思います。
完成した時の感動や苦労した時の達成感といったところも現場監督の仕事として魅力的だと思いますので、ぜひ、建設業界に入ってきて欲しいと思います。
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