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2016年しずおか建設まつり 事業報告

概要

日 時 平成28年11月20日(日) 10時から16時
会 場 清水マリンパーク
天 候 快晴(最高気温21.8°C 最低気温 11.1°C)
来場者数 5,500 人
出展関係 出展ブース数 31ブース
出展車両 20台
従事者数 静岡市 33人
出展関係 284人
ボランティア 26人
内訳:大学生 14人(東海大学海洋学部)
   高校生 12人(静岡県立科学技術高等学校 5人、静岡県立静岡農業高等学校 7人)
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趣旨

建設業は現在、安全が最重視され、外からは何も見えない仮囲いの中で工事が行われており、もはや子ども達にとって身近な職業とはいえません。 そこで、巧みの技を知るものづくり体験やゲーム、重機車両への記念乗車などを通して子ども達が建設業に触れ合う機会を創出し、将来の就職選択肢の一つになることを目的とした「しずおか建設まつり」を静岡市で初めて開催しました。

建設産業は他産業に比べて高齢化、若年者減少、女性活躍推進が課題となっています。そのため、 産官学が一体となり、建設業の人材確保に取組む第一歩として、子ども達が建設業を 身近に感じることができるような内容で企画を進めました。

また、就職決定の際に大きな影響力をもつとされる保護者世代への建設業 3Kイメージの払拭も今回の目的のひとつとしています。

開催

「しずおか建設まつり」の開催は、雨天のため1日順延となりましたが、翌日は天候に恵まれ、会場の清水マリンパークからはくっきり富士山が望める秋晴れの下絶好のイベント日和でした。

初めての開催であることから、多くのお客様が来ていただけるか不安もありましたが、 当日は 1 日順延したにもかかわらず、予想をはるかに超える来場者で会場は大盛況となりました。特に小学生以下の子どもをもつ家族連れの姿が多く、建設業のものづく り体験や建設重機への乗車体験に記念撮影をするなど子ども達の笑顔があふれていました。

  • 大盛況会場

  • 20台の重機・秋晴れ会場

ものづくり体験ブース

職人が実際に使用する本物の道具を使って鉄筋壁組立やかんな削りなどの作業体験ができるほか、しっくい泥だんごやモザイクタイル等、建設材料に直接触れることが できる、数多くのものづくり体験ブースを設けました。そこには、普段あまり見るこ とのできない本物の職人技に目を輝かせる子どもたちや、職人からレクチャーを受け ながらものづくりを楽しむ親子の姿がありました。
体験を希望する来場者が非常に多く、準備してあった体験グッズや景品が早々に終 わってしまいましたが、職人の「技」を通して、その「魅力」を知り建設業に興味を 持つきっかけを提供することができました。

鉄筋組立体験

  • 職人の作業体験

  • しっくい泥だんごづくり

ステージ

  • ステージでは、丸太切り競争や切り株積上げ選手権など、来場者が楽しみながら参加できるイベントの他、重機に筆を付けた書道大会や女性オペレーターによる重機シャンペンタワー対決など達人業の実演もあり、どのステージからも歓声が上がっていました。
    また、建設現場で働く女性による「トークショー」では、以前の建設現場からでは 想像もつかない、女性たちの活き活きとした姿を見ることができました。

  • 丸太切り競争

  • シャンペンタワー対決

  • 重機 書道大会

  • 切り株積上げ選手権

  • 「全力女子」トークショー

重機展示コーナー

  • 重機展示コーナーでは、普段直接触れることのできない建設重機への乗車体験に長蛇の列ができました。ニッカポッカなど建設現場のコスプレをして乗車体験できるな どの工夫をしたことで、記念撮影をして親子一緒に楽しむ姿が見られ、家族で建設業 を「身近」に感じてもらい、普段の暮らしのすぐ側に建設業があることを知る機会に なったと思われます。

  • 重機乗車体験への列

  • コスプレでの乗車体験

  • 記念撮影風景

産官学の連携

会場内では市職員が、ものづくり体験希望者の整列など、会場保安を担当しました。
また、学生ボランティアは出展者と共に、ものづくり体験のアシスタントを担当しま した。学生からは、「大変だったけど楽しかった」という声が聞かれ、インターンシ ップで職業体験を経験してきた学生たちが、今回はものづくりを教える側に立ち活躍 しました。
今回のイベントは、企画段階から建設業界・行政・学生が連携して行うことができ、 共に建設業界全体を盛り上げていこうとする一体感が生まれたように感じています。

  • 学生ボランティア

  • 高校生へのインタビュー風景

  • アシスタントとして奮闘する学生

  • 体験希望者の列

来場者の声

  • 全国の建設現場で活躍する女性就業者の本音が聞けた全力女子トークショーや、女性用トイレの展示、足場の安全体験等を見た人からは、「建設業への3K(きけん・ きたない・きつい)イメージが改善された」「多くの女性が働いていることにびっく りした」といった声を聞くことができました。
    また、ものづくり体験コーナーからは、「建設業はおもしろそう」「工事現場内に入 れたみたいでうれしい」とう声が聞くことができました。
    重機展示コーナーで乗車体験をした子どもからは、「建設重機がかっこいい」や 「もっといろいろな種類の重機が見てみたい」という声も聞くことができました。

  • 足場の安全体験風景

  • アシストスーツ体験

  • 女性用トイレの展示

総括

  • 来場いただいた市民の皆さんからは、「ものづくりの楽しさを知った」との声が聞かれ、出展者からは、「ものづくりを教えることは楽しい」との感想があり、とても 多くの「楽しい」の声があふれた 1 日となりました。
    3K イメージの払拭や、女性 活躍推進、建設業の魅力を伝えるなどの目的で開催された「しずおか建設まつり」で したが、建設業のそもそものルーツである「ものづくりは楽しい」ということが、啓 発活動において最も重要であることを教えてもらいました。産官学が協働して「しずおか建設まつり」をやり遂げたことは、今後の建設業を盛 り上げていく良いきっかけとなりました。

  • 来場者とのふれあい

  • 来場者とのふれあい

  • 親子で体験

  • コスプレでの記念撮影

  • 開会式の様子